今回は日本経済新聞さんの記事から健康維持に大事な腎臓の役割についてご紹介します。
教えてくださったのは、順天堂大学医学部解剖学第一講座教授の坂井健雄さんです。
生き物の体はすべて細胞でできています、細胞の種類はさまざまでも、どんな細胞も生き続けるための共通の要件があるそうです。
それは細胞の周りの体液の塩分濃度が0.9%であるということ、細胞は体液に浸って生きているので真水の中では塩分が足りなくて生きていられないし、海水では濃すぎる、0.9%の塩分濃度でないとダメなのだそうです。
この塩分の濃度が常に0.9%に保たれていることを、「体液の恒常性の維持」(ホメオスタシス)というそうです。
生きていくうえの体内の最重要なルールですよね、この「体液の恒常性の維持」を調整しているのが腎臓です。
血液の老廃物をおしっことして対外に出すのはもちろん、体の細胞が生きていく環境を管理しているのが腎臓なのですね。
腎臓が体内の水分量を迅速に調節して塩分濃度を一定に保っている例として、ビールを飲んで体内の水分量が急に増えだすとそのままでは塩分濃度が下がってしまいますね、でも腎臓が急速に尿の量を増やすので、30分もしないうちにおしっこにいきたくなるのです、体内の水分を減らしているのです。
腎臓は健康維持にすごい役割を果たしてくれていますね、感謝しましょう。(^^♪
さらに詳しくお知りになりたい人は元記事をごらんくださいね。
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http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK
1901A_Z10C12A9000000/?dg=1
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